声優としてデビューするにはオーディションに合格することが必要です。
養成所や専門学校、スクールもオーディション対策に力を入れています。

声優デビューの方法とは

オーディションが一般的

声優の仕事はアニメの登場人物の声出演、TVやラジオのナレーション、CM、映画の吹き替えなど多岐にわたります。日常の多くの場面で活躍できる職業ですが、オーディションを経験せずにプロデビューすることはめったにないため、オーディション対策は必須です。

声優がプロになる過程で受けるオーディションは、大きく分けて3つあります。1つは養成所に通うためのオーディジョンです。専門学校ではほとんどの場合必要ありませんが、養成所に通うためにはオーディションを受けることが一般的です。2つ目はプロダクションに本所属するためのオーディションです。3つ目は役を得るためのオーディションです。実際に声優として仕事をするには役を得るためのオーディションに合格しなければなりません。

役を得るためのオーディションは制作会社から声優が所属するプロダクションに声がかかり、役柄別に声優を募集します。募集された役柄に志望する声優は、課題演技をオーディションで行い、イメージに合うかどうかで合否が決まります。

初心者でも合格できるの?

初心者でも一般公募の声優オーディションを受けることは可能です。しかし、オーディションを合格できることはほとんどありません。オーディションに参加する人たちの大半は専門学校に通っているか劇団に所属しているなど、知識や技術をある程度身につけている人たちです。

声優オーディションの一般的な内容としては、渡された台本やナレーションを読むというものです。これだけ聞くと簡単なように思われますが、台本を渡されてすぐに演技をすることは高度なスキルが必要です。台本の内容を瞬時に理解し、役柄の特色や想定される場面を理解しなければいけません。それに合わせて台本やナレーションを読むことになるので、初心者がすぐに実行するにはハードルが高いです。

もちろん、台本を読む中で、しっかりとした発音ができているか、声が出ているか、滑舌はどうかという部分もチェックされます。特に発音や発声に関しては一朝一夕に上達するものではないため、初心者と経験者の差が大きく出てしまいます。やはりオーディションに合格するためには専門学校などに通ってスキルを身につけておく必要があります。

オーディションのノウハウ

オーディションを受けるための流れは一般的に、申し込み→実技試験→面接となっています。申し込みでは、募集要項を確認し、必要な書類を揃えます。履歴書やプロフィールの提出を求められることもあります。

実技試験は創作台本や、台本から抜粋した台詞を読むといった内容が一般的です。1人で台本を読むとは限らず、受験者がペアとなり、台詞の掛け合いを課題とすることや、3分間のフリートークを取り入れているものもあります。大規模なオーディションでは、会場に観客を入れてライブ形式での朗読会を課題とし、観客が採点を行うというものも行われています。

面接では、実技試験では判断できないような人柄、プロ意識、教養などを深く審査されます。志望動機などの質疑応答だけでなく、アドリブでの対応力を審査する場合もあるようです。

オーディションで必要なことは、練習を積むことと、できる限りオーディションを受けて場慣れをすることです。オーディションには特有の緊張感があるので、本来のパフォーマンスを発揮するために、場数を踏んで現場の空気に慣れましょう。積極的にチャレンジすることが合格への近道となります。