声優になるまでには養成所や専門学校に通うための費用が必要です。
費用の捻出が難しい場合は奨学金も利用可能です。声優の収入についても紹介します。

専門学校は奨学金ある?デビュー後の収入は?

声優になるまでにかかる費用

声優になるために専門学校に通った場合にかかる費用について紹介します。専門学校の多くは2年制となっており、授業料が年間で100万~150万円程度必要となるため、2年間で200万~320万円かかる計算になります。この他に教材費や研修費、施設維持費、入学金なども必要となりますし、オーディションを受ける際に会場まで向かう交通費、台詞を練習するためのスタジオ代などは、日常的な出費となります。

学費に関しては、相場より安い学校もあれば、高い学校もありますが、ここで肝心なことはコストパフォーマンスです。いくら費用が安くても授業の質やサポート体制がしっかりしていないと、ムダ金にしかなりません。逆に、費用が多少高くても、就職やデビューサポートがしっかりしていれば夢に近づくことができます。費用面はどうしても気になるポイントですが、それだけに捉われてしまってはいけません。

学費は借りることができる

専門学校によっては特待生制度や学費免除制度が用意されており、それらを利用することでもっと安く学ぶことも可能になってきます。これらの制度を利用できれば良いのですが、当然利用できないこともあります。ただ、費用面を理由に夢を諦めるのはまだ早いです。学費は奨学金や教育ローンなども利用できる場合があるため、資金を借りる方法を検討することもできるのです。奨学金については、日本学生支援機構の奨学金や地方公共団体の奨学金、新聞奨学生制度などがあります。

日本学生支援機構の奨学金は国が実施する貸与型のものです。無利子または低利子なので返済も無理がありません。その人やその保護者の経済状況、成績次第で受けられるか受けられないか、利子が発生するかしないかを判断されます。

また、住んでいる地域に奨学金制度がある場合もあります。条件は各地域によって異なるので、自分の住んでいる地域に制度があるか確認しましょう。ただし、多くの場合は利子のある奨学金ですから、借りる額についてはよく考える必要があります。

新聞奨学生制度は、在学中新聞配達業務を行うことによって、新聞社が学費の一部または全額を負担してくれる制度です。勉強と新聞配達の仕事を両立しなければいけないため、体力や強い意志が必要になります。

売れれば青天井!声優の収入

多くの声優はサラリーマンではなく、個人事業主として活躍しています。事務所などに所属し、毎月決まった給料をもらうという形態を採っている声優もいますが、一般的には事務所と契約を結び、事務所に仕事の調整や管理業務を任せて手数料を支払っています。このような場合、報酬は決まった額をもらえるわけではなく、案件毎に設定されるギャラから手数料を差し引いた金額が、声優の手にする収入となります。

声優にはランクがあり、アニメの仕事ではランク毎にギャラが設定されています。実績を重ねることによってランクが徐々に上がり、案件1本あたりの単価も上がる仕組みになっています。上限なしのノーランクというのもあります。逆に、テレビ番組やCMのナレーションの仕事には出演料の規定がされていないため、高収入を得ることも可能です。おおよそ、1本につき5万円程度のギャラが一般的ですが、ベテランになればさらに高額になります。

駆け出しのうちは他のアルバイトをしないと生計を立てられない状況もあり得ますが、地道に小さな仕事をもらいながら経験を積んでいくことによって青天井の収入を目指せるのです。